税効果会計②

 今日もとりあえずポイントと思ったことを書く。
 税効果会計の会計処理を行ったときは、その調整が正しかったか否かを検証することが望ましい。税効果会計を適用して得られた税金費用の金額は、税引前当期純利益法定実効税率を乗じた金額に近似することが理論的であるから、「納付税額±法人税等調整額」≒「(税引前当期純利益±永久差異)×法定実効税率」となればよい。

 繰延税金資産は次年度以降に法人税等の減少要因となるが、わが国では繰越欠損金を5年しか繰延べることが出来ないため、5年以内に確実に欠損金の控除を利用するだけの課税所得があることが要求される。つまり繰延税金資産の回収可能性につき慎重に判断する必要がある。回収可能性の判断要件は①収益力に基づく課税所得の十分性(一般的には過去の実績)②タックスプランニングの存在(例えば計画的に含み益を実現させる)③将来加算一時差異の十分性(同じ時期に解消される将来減算一時差異と対応させる)の3つがある。

 繰延税金資産流動資産または投資その他資産として、繰延税金負債は流動負債または固定負債として表示する。また繰延税金資産繰延税金負債の両方がある場合は相殺して表示するが、流動項目と固定項目との相殺は認められていない。
今日の税務はここまで。

ラグビー早慶戦

 地上波での中継があったのでテレビ観戦。早稲田は昨年より確実に弱くなっているのと、慶應のWTB山田章仁の活躍で前半はなんと慶應リード(14−8)で折り返し。後半早々にトライを奪われた後は早稲田ペースに。結局41−26で早稲田の勝ち。慶應ラインアウトでの劣勢が痛かったか。でも十分に楽しめる試合展開で満足。

スイミング

 祝日だったのでアーチャンのスイミングを見学することができた。まだ水がちょっと怖いらしく、飛び込むときも水面ではなくコーチに向かって抱きつきにいくところが可愛い。検定は落ちちゃったけど、まだこのクラスで遊んでた方がいいと思うよ。夕食は勤労感謝の日ということもあり、マグロのアーチャン寿司を作ってくれた。

Chapter2 特殊商品販売

 今日もとりあえず理解したことを羅列。
・予約金を受け取っただけでは売上計上できず、仕訳は「現金/前受金」となり、
商品の引渡し時点で「前受金/売上」となる。
・貨物代表証券を受け取った時点の仕訳は「未着品/買掛金」となり、
転売した時点で「売掛金/未着品売上」「仕入/未着品」となる。売上のみ勘定区別。
・委託販売では商品を積送した時点の仕訳は「積送品/仕入」となり、
仕切清算書が到着した時点で「積送売掛金/積送品売上」「仕入/積送品」となる。
・受託販売では商品引取自体で仕訳しないが、引取保管費用があれば「受託販売/現金」。
商品販売時は「現金/受託販売」で、仕切清算書送付で「受託販売/受取手数料」。
・委託買付の場合は商品仕入時点で「仕入/委託買付」と、仕入勘定で仕訳。
・試用販売では試送時点で「試用売掛金/試用販売」という備忘記録の仕訳処理。
買取の意思表示があれば「売掛金/試用品売上」「試用販売/試用売掛金」となる。
・割賦販売では売上収益の計上基準として①販売基準②回収基準がある。
①では商品引渡し時点で全額を「売掛金/割賦売上」の仕訳処理。
②の対照勘定法では、商品引渡し時点で「割賦販売契約/割賦仮売上」となり、
代金回収時点で「現金/割賦売上」「割賦仮売上/割賦販売契約」となる。
さらに決算時には未回収部分の原価相当額を「繰越商品/仕入」として次期に繰越。
今日の簿記はここまで。

Chapter1 商品売買

 せっかくだから日商簿記2級合格も目指してみる。試験日は2月だそうで、まる2ヶ月ぐらいの時間がある。
とりあえず理解した(と思われる)ことを羅列。
・返品の仕訳は「買掛金/仕入」だが、割引を受けたときの仕訳は「買掛金/仕入割引」
・後入先出法では売上原価が最後に求まるが、総平均法だと次月繰越が最後に求まる。
・売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高
・数量の減少による棚卸減耗費=単位原価×(帳簿数量−実地数量)
時価の下落による商品評価損=(原価−時価)×実地数量

今日の簿記はここまで。